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夫婦・家族

年末年始に帰省しないときの伝え方 だれがいつ電話するかと文例

年末年始の帰省を断るときは、相手が年末の準備を進める前に、親と話しやすいほうから電話で伝えるのが基本です。理由の言い方と次に会う時期の添え方、急に行けなくなった日の連絡、届いた物へのお礼と年明けのあいさつまで、場面ごとの文例で迷わず話せます。

公開 更新 約9分執筆・監修: 佐々木 航人が監修しながらAIを活用して執筆
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年末年始に帰省しないときの伝え方 だれがいつ電話するかと文例

この記事でわかること

  • 電話は親と話しやすいほうからかけ、義実家ならパートナーが基本で、決めたのは2人だと添える
  • 伝える目安は帰省の1か月前ごろで、急な発熱ならその日のうちに短いメッセージを送る
  • おわびは一度にして次に会う時期を添え、年賀状は12月20〜27日の投函を元日の目安にする

帰省しないと決めたら、親と話しやすいほうが、その週のうちに電話で伝えます。理由はひとことで十分。謝る言葉を重ねるより、次に会えそうな時期と、年末年始に声を聞かせる日を添えると、電話を次の約束で締めくくれます。

内閣府が2025年の秋に60歳以上の人に聞いた調査では、子どもや孫とのつきあい方として「ときどき会って食事や会話をするのがよい」を選んだ人が59.6%と、いちばん多くなりました。帰らない年に添えたいのも、次に会える見通しと、話せる時間の2つです。

仕事の当番、子どもの体調、今年は家族だけで静かに過ごしたいという気持ち。帰らない理由は家ごとにあって、どれも申し訳なく思うことではありません。義実家に帰らない年にも、自分の実家に帰らない年にも、考え方は同じです。

親と話しやすいほうから電話する

義両親への電話は、だれがかけるのがいいのでしょうか。基本は、親子どうしで話す形です。義実家に帰らないならパートナーから、自分の実家なら自分から。親子の会話なら、どこまで話せば相手が納得するかの加減が分かりますし、親のほうも「どうしたの」と気軽に聞き返せます。

ただ、これは決まりではありません。義両親と話しやすいのが自分なら、自分からかけてもかまいません。ひとり親の家庭や、パートナーが遠くで働いている家庭なら、決めた人がそのまま伝えれば十分です。

パートナーと決めた年は、どちらがかけるにしても、言葉にしておきたい一言があります。「2人で決めた」です。

「○○が今年は無理だって」と片方の名前を理由にすると、親の残念な気持ちが、名前を出された人に向かいやすくなるかもしれません。電話の前に、2人で次の3つを決めておくと、話がぶれません。

  1. 理由をどこまで話すか
  2. 次に会う時期の案(1月の連休、春休みなど)
  3. 年末年始に電話かビデオ通話をする日と時刻

2人で話す時間の取り方や切り出し方は、家事分担の話し合い方 名もなき家事の書き出しと頼み方の文例にも文例があります。

帰省の1か月前ごろまでに伝える

伝える時期の目安は、帰省の1か月前ごろです。新幹線で帰る家なら、切符を取っていたころに当たります。JR東海の案内では、新幹線などの指定席は、列車が始発駅を出る日の1か月前の10時に売り出されます。12月28日に帰るはずだった家なら、11月28日です。決めたら、その週のうちに電話します。

迎える側は、一般的には、布団を干したり、食材を多めに買ったり、親族が集まる日を決めたりと、年末に向けて少しずつ準備を進めます。おせちを予約する家もあるでしょう。何をどこまで用意するかは家や地域で違いますが、準備が進むほど、取りやめたときに相手の手間が残ります。

迷っているうちに12月が近づいたら、「今年は行けないかもしれない」と先に伝えておく手もあります。まだ決まっていないという知らせでも、相手は予定を立てやすくなるからです。

準備が進んでから決めたときは、先に電話できる人がかけて、準備へのお礼を伝えます。用意してくれた物をどうするかも、その電話で聞いておくと相手の手間が残りません。

決めた時期ごとに、だれから、何で、何を添えて伝えるかを1枚にまとめました。

年末年始に帰省しないときの伝え方を、決めた時期ごとにまとめた図。結論は、帰らないと決めたらその週のうちに声で伝える。1か月以上前、切符を取る前に決めたときは、親子どうしで(義実家ならパートナー、実家なら自分。話しやすいほうでもよい)、電話かビデオ通話で伝え、話したあと決めた日付をメッセージで残す。添えるのは、ひとことの理由と、次に会う時期の案と、年末年始に話す日時。帰省まで1か月以内で準備が進んでから決めたときは、先に電話できる人が、決めたのは2人だと言葉にして電話で伝える。出なければ、あとでかけ直すとだけ送る。準備へのお礼を言い、用意してくれた物の扱いを聞く。前日や当日に子どもの発熱などで行けなくなったときは、子どもを見ていない手の空いている人が、先にメッセージで行けないことだけ伝え、落ち着いてから電話する。子どもの様子を伝え、次の予定は熱が下がってから相談する。新幹線などの指定席は、列車が始発駅を出る日の1か月前の10時に発売され、12月28日に乗るなら11月28日(JR東海の案内)。右の列には、60歳以上の59.6%が子どもや孫とはときどき会って食事や会話をするのがよいと答え、最も多かったこと(内閣府、2025年秋)。インターネットを使う人の割合は2025年8月末で60〜69歳91.2%、70〜79歳71.9%、80歳以上37.1%(総務省)。携帯電話やスマートフォンで家族や友人と連絡をとる60歳以上は85.4%(内閣府)。ビデオ通話は年内に一度つないでおく。下の段は2027年用の年賀状の日付で、12月19日までに出すとふつうの郵便で年内に届く、12月20日(日)に受け付けが始まる、12月27日(日)が元日に届く投函の目安、1月1日(金)に元日の配達、1月3日(日)にも配達があり、1月2日は配達がない。前の年までは受け付けの開始が12月15日、目安が12月25日だった。
帰省しないと決めた時期ごとの、だれから・何で・何を添えて伝えるかと、年賀状を元日に届ける日付作成: 編集部 / 出典: 内閣府・総務省・日本郵便・JR東海

最初の連絡はメッセージより声で

前もって伝えるときの最初の連絡は、電話かビデオ通話にします。「今年は帰りません」の一文だけのメッセージは、短いぶん素っ気なく読まれやすいもの。声なら、残念に思っている気持ちも、次に会う話も一緒に届きます。

親がどの手段に慣れているかも見ておきます。内閣府の同じ調査では、60歳以上の85.4%が携帯電話やスマートフォンで家族や友人と連絡をとっていて、電話はたいていの親に届きそうです。ビデオ通話は年代で差が出るかもしれません。総務省の調査で2025年8月末にインターネットを使っていた人は、60代が91.2%、70代が71.9%、80歳以上は37.1%でした。80歳を超えた親なら電話を中心に考え、60〜70代の親なら年内に一度つないで試しておくと、元日に慌てません。

手段 合う場面 気をつける点
電話 最初に伝える。急な取りやめを詳しく話す 食事どきや夜遅くを避ける
メッセージ 電話で決めた日付を残す。急ぎの第一報 断りの一文だけで送らない
ビデオ通話 年末年始に顔を見せる日 年内に一度つないで操作を試す

表の中で見落としやすいのは、メッセージの役目でしょう。電話で決めた日付や次の約束を、あとから文字で送っておくと、親がほかの家族に伝えるときにも読み返せます。

理由もおわびも長くしない

理由は短く、本当のことで十分です。仕事なら「年末も仕事が入った」で通じるでしょう。もっとも、家の事情を詳しく話したくない年もあるはずです。そのときは「今年は家の都合で」とだけ言えば足ります。

感染症が気になって控える年もあるでしょう。厚生労働省のQ&Aは、インフルエンザは高齢者では細菌による肺炎を伴うなどして重症になることがある、と説明しています。「うつしたくないから」は、相手の体を気づかう理由として、そのまま伝えてかまいません。

謝る言葉は一度で十分です。「ごめんね」を何度も重ねると、相手は「気にしないで」と返すしかなくなり、本当は残念だという気持ちを口にしにくくなります。代わりに、「楽しみにしてくれていたのに」と、相手の気持ちを受け止める一言を置きます。謝らずに「残念だけど」で始めてもかまいません。

NGの言い方は、どれも悪気から出るものではありません。相手をがっかりさせたくないと思うほど、説明もおわびも長くなりがちです。ただ、受け取る側の耳には、説明の長さのほうが残るかもしれません。

次に会う時期と話す日を添える

帰らない年に添えられるものが2つあります。次に会う約束と、年末年始のどこかで声を聞かせる時間です。距離を置きたい年なら、次の約束を無理に添えなくてもかまいません。

内閣府の調査で、別居している子と会ったり電話などで連絡をとったりする頻度を聞くと、日本では「ほとんど毎日」が10.9%、「週に1回以上」が21.6%、「月に1〜2回」が24.4%でした。別居の子がいない人も含めた割合で、選択肢ではこの「月に1〜2回」がいちばん多くなっています。普段のやりとりが月に1〜2回ほどの家なら、年末年始に話す日を1日決めておくだけでも、親にとっては楽しみな予定になりそうです。

たとえば、次のようなものがあります。全部でなくても、1つか2つで十分です。

  • 元日か三が日のうち1日、電話かビデオ通話の時刻を決めておく
  • 子どもが描いた絵や、最近の写真を送る
  • 年賀状に、子どもの手形や一言を添える
  • 1月の連休や春休みなど、時期をずらして会いに行く
  • 親のほうから来たいと言われたら、来てもらう日を相談する

時期をずらして帰るときの手土産や手伝いの決め方は、年末年始の義実家への帰省、手土産と手伝いは出発の前に夫婦で決めるで読めます。

年賀状を出すなら、今年は日付に気をつけます。日本郵便は2027年用から、年賀状の受け付けを12月20日に始め、元日に届けるための投函の目安を12月27日としました。前の年までは15日と25日だったので、どちらも少し後ろにずれています。

12月19日までにポストに入れた年賀状は、ふつうの郵便として年内に届いてしまいます。早く書き終えても、投函は20日になってから。年賀はがき以外のはがきで出すときは、表に「年賀」と書きます。三が日に年賀状が届くのは元日と1月3日で、2日は届きません。

急に行けなくなった日の連絡

出発の前の晩に、子どもが熱を出す。そうした急な取りやめは、決まったその日のうちに連絡します。

今季は、例年より早く流行が始まっています。厚生労働省によると、インフルエンザの流行入りの公表は8月28日で、感染症法が施行された1999年以来2番目の早さでした。例年の流行の時期は12月〜3月なので、年末年始はちょうどその中に入ります。

連絡は、手が空いた人が、まず短いメッセージで「行けない」ことだけを伝えます。詳しい話は、受診を済ませて落ち着いてから電話で。子どもが感染症と診断されたときに園や学校を休む日数は、インフルエンザの登園・登校はいつから?出席停止の日数を曜日で読むで曜日ごとに数えられます。移動してよいかどうか迷うときは、受診した医療機関に相談してください。

伝えてから年明けまでの段取り

電話の前から年明けまでにすることは、次の7つです。

  1. 2人で、理由の言い方と次に会う時期の案を決める
  2. 親と話しやすいほうが電話する
  3. 電話で決めた日付を、メッセージで送る
  4. 年賀状を出すなら、12月20日から27日のあいだに投函する
  5. 年末に届いた物があれば、受け取った日に一言お礼を送る
  6. 元日か三が日に、決めておいた時刻に電話かビデオ通話をかける
  7. 1月のうちに、次に会う日を決める

親から食べ物やお年玉が届くこともあるでしょう。お礼は、受け取った日に一言送れると、届いたことも一緒に伝わります。届いた物と子どもが一緒に写った写真を1枚添えると、受け取った様子がそのまま見えます。

電話を切ったら、カレンダーには「帰省」の代わりに、話す日と次に会う日を書き込みます。帰らない年の年末年始も、その2つの約束があれば、親との時間は途切れません。

年賀状の日付と調査の数字は、2026年11月1日に確認しました。

よくある質問

Q帰らない年は、代わりに品物を贈ったほうがいいですか

A決まりはなく、家や地域によって考え方が違います。年末に届くように贈る家もあれば、次に会うときの手土産にまとめる家もあります。電話のついでに、ほしい物や届くと困る物を聞いておくと選びやすくなります。

出典・参考

佐

執筆・監修

佐々木 航株式会社Game

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